バーンスポットの経過報告

ザリガニ

以前記事をあげたバーンスポット治療の経過について記しておきます。


悲しいご報告と良いご報告があり、まずは悲しいご報告から。

バーンスポット治療中のザリソンが死んでしまいました。

大きな黒い斑点やはさみの自切を確認してから約1ヶ月。力及ばず、ある日ケースの中で動かなくなっていました。
最近は餌もあまり食べず動きも緩慢、眼と眼の間が黒ずみ、身体全体がカビでも生えているかのようなモヤモヤで覆われていました。

それでもどうにか弱々しくも1ヶ月生きてきて、いろんな種類のエサをいれたりこまめに毎日掃除してケースも洗っていたのですが、、無念。


脱皮不全や脱走・共食いによりたくさんザリの死を見てきて慣れてしまって、死んでも全然無感情になっていた最近ですが、手間暇かけて面倒見ていただけあって、ちゃんとショックでした。
ザリソンのおかげで人間の心を取り戻しました。
ありがとうザリソン!天国では元気にたくさん動き回って下さい。


良いこともありました。
同じくバーンスポット治療中のザリスクですが、こちらはなんと脱皮成功しました。


バーンスポットが重症化すると内臓と癒着し脱皮不可とのことなので、なんとか回避出来たのかな、とひとまず安心です。
しかし安心も束の間、なんか腹部と胸部の境が変じゃないですか?剥けそうだし、折れそう。ハサミも生えてきて赤みは無くなりましたが、まだまだ心配が続きそうです。

あと毎日ケースを洗うのは逆にザリのストレスになるかと心配していましたが、大丈夫そうでした。良かった。


2匹とも同じ大きさで、症状もほぼ同じ(左はさみ自切、腹部に大きな斑点など)目立った違いはなかったのに、生死が分かれたのは何故でしょうか。
強いて相違点をあげるなら、
・患部の色が赤と黒
・死んだザリソンは眼と眼の間が黒ずんでいたが、ザリスクはなかった(この黒ずみはなんなんでしょうか。脳みそはたぶんもう少し後ろですし、そこには何もないはず。)

私はこの顔の黒ずみが関係しているのではないかと睨んでいますが、真相は謎です。個体差かもしれませんし。


バーンスポットには結局 1に清潔 2に早期発見

これにつきます。有効な治療法がないので、予防と初期段階の対処しかありません。毎日忙しい中大変かと思いますが、少しでもいいのでザリを観察、確認してあげて下さい。重症化して脱皮も叶わず死を待つのみのザリガニは本当に可哀想でした。

私も今後バーンスポットには負けない環境維持を心がけます。何か良い治療法があったらご報告します。以上です。

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