今日は我が家のザリガニのカイア(♀)についてご紹介します。
カイアはザリノとザリミの娘で、2020年8月頃産まれました。
同時期に産まれた兄弟より明らかに成長が遅く、ずっと小さい可愛い姿のままで気にかけて育てていました。

そんなアイドル的存在だったのですが、強化育成として広い水槽に移したところバクバク餌を食べ、水槽内のタニシを殲滅し瞬く間に巨大化しました。餌を貪る姿は、可愛かった頃の面影はなく恐怖心を抱かせるモンスターと化していました。

そんなモンスターも年齢とともに落ち着きを取り戻し、2021年冬には産卵も経験しました。今では立派なママとなり、成長を見守っていた身としてとても感慨深いです!
産卵後は脱皮を成功し、餌もモリモリ食べ、4ヶ月で交尾可能の印といわれるセメント腺も出てきて、頗る元気で嬉しい限りです。

そして我が家の大きめの水槽でオスのざりっちょと同棲させ、あわよくば交尾しないかと内心思っていたのです。カイアの出産Again!
しかしそんな思惑は上手く行きませんでした。なんとざりっちょはカイアのストーキングを始めまたのです。
というのもカイアを執拗に追い回すようになりました。カイアが移動すると自分もぴったりくっついて移動し、なんならカイアの上にのり攻撃されないのを良いことに数分フミフミし続けるなんてこともありました。
相性の悪いザリ同士ですと近づくだけで飛び退いて逃げる事が多々ありますし、相性がいいと交尾が出来るかどうか相手の出方を触覚なんかで探り探りしたりします。共食いも全然有り得る種なので、自分以外の個体とは交尾以外は基本距離を取るべきだとおもうのですが、、2匹はゼロ距離。
カイアが好きなのか交尾前ガードのようなものなのかと思いましたが全然交尾はしませんでした。なんなのでしょう???


2匹がオスとメスであることに疑いはなく、喧嘩はあまりしませんので相性は悪くないはず。う〜ん謎です。
このストーカーは謎のままですが今日も我らがカイアはめげずに元気にワシャワシャしています。今後も健康で長生きしてほしいものです。

追記:1ヶ月後、ストーカーざりっちょは冷静さを取り戻し2匹は一定の距離を保って生活するようになりました。一件落着です。